潜在能力はNO.1！ ガンズオブナバロン／新潟２歳Ｓ

美浦　坂路　良　馬なり 51.9-37.7-25.2-12.9 　初戦こそマッハヴェロシティに後塵を拝したガンズオブナバロンだが、２戦目の未勝利戦ではレコード勝ち。その潜在能力の高さを改めて証明した。 　今週の追い切りでは、レコード勝ちの反動を気にしてか、坂路を馬なりで駆け上がる控えめの内容。この中間は、その疲れをとることを重点に調整されており、やや物足りない印象を受けるも、併せたクリスタルウイングに先着を果たすあたりはさすがといったところ。 　調教を見届けた葛西助手は 「まだやんちゃな面は残っているものの、それでいてあの強い勝ち方だったからね。今回は立て直すことを重点的にやってきたけど、このひと追いで前回ぐらいのデキには近づくと思うよ」と、自信を見せる。 　前走が鮮烈な勝ち方だっただけに、このレースでも人気を背負うことは間違いない。藤沢ブランド期待の１頭は、新潟２歳Ｓをステップに来年のクラシックを見据え、さらなる飛躍を目指す。