美浦トレセンでいい動きを見せた２頭

　美浦のトレセン関係者から、調教で目立った動きを見せたと、２歳馬２頭の名前が挙がったので紹介しておこう。 マルターズブレーヴ（牡、美浦・斉藤誠厩舎） 父　El Corredor 母　Mystery’s Essence 　先週初めてビッシリ追われて、かなり走りそうな印象が感じられたという。今週水曜はウッドチップコースで強めに追われ、５Ｆ６５秒０、上がり１２秒４をマークしたが、反応の良さが特筆モノだとか。能力はかなり高そうで初戦から注目してほしいとのことだった。 　叔父に米国ＧＩフューチュリティＳ勝ちのWhy why whyがいる良血。故・藤田与志男オーナーから藤田在子オーナーに名義は変わったが、海外セール出身の馬を斉藤誠厩舎に預けるというのは、先週の京成杯オータムハンデで驚愕ラップを踏んだゴスホークケンと同じ。厩舎の先輩に続く快速馬となれるかどうか。 グッデーコパ（牡、美浦・上原厩舎） 父　マンハッタンカフェ 母　ウェディングオーク 先週古馬と併せて互角以上の動きをみせ、今週もウッドチップコースで５Ｆ６８秒０、上がり１２秒８の時計を馬なりでマーク。徐々に態勢を整えてきた。気性も素直ということで、初戦からいい競馬ができそう、とのこと。 　現３歳の兄に同じドクターコパこと小林祥晃オーナーのコパノジングー（父アグネスタキオン）がいる血統で、兄以上の活躍が期待される。