藤田伸二騎手がＪＲＡ通算1500勝を達成

　藤田伸二騎手（３６歳、栗東・フリー)が２１日の札幌第３Ｒ（２歳未勝利）をロイヤルダリアで勝利し、ＪＲＡでの通算1500勝（ＪＲＡ所属では１１人目）を達成した。 　藤田騎手は1991年にデビュー。同年３月９日、中京第１Ｒをマキバスクリーンに騎乗し初勝利を挙げる。以降順調に勝ち鞍を伸ばし、デビュー以来ここまで毎シーズンで重賞勝ち、またＪＲＡ全１０場で重賞勝ちを収めるなどトップジョッキーの一角を占める存在に成長した。９２年、タケノベルベットに騎乗しエリザベス女王杯でＧI初勝利。９６年日本ダービー（騎乗馬フサイチコンコルド）、０５年安田記念（騎乗馬アサクサデンエン）、０８年ヴィクトリアマイル（騎乗馬エイジアンウインズ）などＧI勝ちは通算１０勝。 　大胆な騎乗が持ち味だがクリーンなレース運びでも知られ、０４年にはリーディング５位以内かつ制裁点ゼロの騎手にのみ与えられる「特別模範騎手賞」を受賞している。