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おしらせ

桜の女王・レジネッタが貫禄を見せつける!!/ローズS

鋭い伸び脚を披露し文句のない仕上がりを見せたレジネッタ

栗東 坂路 良 馬なり 55.0-40.2-25.4-12.2  桜花賞馬レジネッタは、夏の札幌を始動戦に選んだ。その前走(クイーンS)は後方3番手から直線一気に追い上げたものの2馬身届かず2着。開幕週で先行馬が有利な馬場状態だったため、勝ち馬(ヤマニンメルベイユ)に逃げ切りを許したが、上がり3F35秒0の脚を繰り出しキッチリ連対を確保。秋華賞へ向けて上々の滑り出しを見せた。 「前走は休み明けだったのでイレ込んでいましたね。そのため、折り合いに気をつけて乗りました。直線はいい脚を使って追い込んでくれたし、力のある馬だなと認識しました」と小牧騎手は振り返るように、改めて愛馬の能力を確認するレースとなった。  その後、札幌競馬場で順調に調整を進め、3日に栗東へ帰厩。15日に坂路で4F54秒9(ラスト1F12秒4)と好時計を叩き出しているため、18日の最終追い切りは坂路で折り合い面を重視した調整にとどめた。それでも弾むようなフットワークで坂を駆け上がり、ラスト1Fで気合をつけられると鋭い伸び脚を見せて12秒0でフィニッシュ。文句のない仕上がり具合だ。 「前走は折り合い面に心境が見られ、次につながる内容でした。今日はしまいの動きがよかったですね。カイバもしっかり食べているし体つきもよくなりました。デキはいいですよ」と藤原助手は状態面に太鼓判を推している。  前哨戦とはいえ、オークス馬トールポピーと早くも激突。他にもオディールやエアパスカルなど春に凌ぎを削ったメンバーと対戦する。あくまでも本番を見据え、余裕を残した仕上がりのレジネッタだが、桜の女王としては一歩も引けない構え。ライバルを蹴散らし、溜飲を下げて本番へ向かいたいところだ。

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