おしらせ
いざ菊へ!! クリスタルウイングが羽ばたく/セントライト記念
美浦 坂路 稍重 強め 50.5-37.0-25.0-12.9 2月17日と遅めのデビューながら、僅か3カ月半(5戦目)で日本ダービーに出走し、6着と健闘したクリスタルウイング。半姉にトゥザヴィクトリーがいる良血馬で、安藤勝、武豊、内田博と常に名手が手綱を取っていることから陣営の期待の高さがうかがい知れる。 坂路で行われた最終追い切りでは、内田騎手を背にペディクラリス、カジノドライヴと3頭併せ。カジノドライヴの1馬身後方から追いかける形となり、直線で鞍上が追い出すと一気に加速。最後は最内に入り、外の2頭に約2馬身差をつけ先着した。 追い切りに跨った内田騎手は「ダービーの時は何とかダービーへと、押せ押せのローテーションだったので本調子ではなかったんだ。本番はまだ先だけど、この馬の力を出せれば結果もついてくるよ」と前向きなコメント。 必ずしもクラシック路線にこだわらない藤沢和師が「この馬はスタミナが豊富で、是非とも菊花賞へ出したい」と惚れ込む逸材。毎年のようにリーディングの上位をにぎわせている藤沢和厩舎だが、意外なことに今年は今だ重賞未勝利。今年初の重賞勝利へ、またその先へ、トップトレーナーの夢を乗せてクリスタルウイングが羽ばたく。