ファインひと叩きされ急上昇！／スプリンターズＳ

栗東　ＤＷ　重　一杯　80.8-65.0-52.5-39.6-13.0 　春のスプリント王者・ファイングレイン。淀短距離Ｓ、シルクロードＳと連勝して臨んだ高松宮記念で、鋭い決め手を発揮し、見事に栄冠を手にした。迎えた秋初戦はセントウルＳ。休み明けながら２番人気に推されたが、見せ場なく９着に大敗。いくら休み明け、酷量の５９キロを背負っていたとはいえ、春の王者らしからぬ敗戦だ。 　あれからどれだけ変わっているのか？ 　多数の報道陣が集まった注目の最終追い切りは、栗東ＤＷコースで単走追い。雨で馬場が悪化していたが、それでも明らかに前走とは違う軽やかな身のこなし。直線に入っても脚色は衰えず、幸騎手が仕掛けると反応も抜群。ゴール前でもシャープな脚捌きを見せフィニッシュした。 「馬場が悪かったけど、指示通りに目一杯やりました。ビッシリ仕上げたので、これで気合乗りも変わってくると思います」 いつものように冷静に、そして淡々と語ってくれた幸騎手。坂のあるコースへの適正は未知だが、状態だけでいえば、高松宮記念時と遜色ないといっていいだろう。 ※ファイングレインが出走するスプリンターズＳの全馬追い切り速報など、充実のレース情報はこちらでチェックできます！