父に初タイトルを！ロジユニヴァース／札幌２歳Ｓ

札幌　芝　ダ　強め　69.0-53.5-38.2-12.0 　今年の２歳世代が走り始めとなるネオユニヴァース産駒。父にＪＲＡ初勝利をプレゼントした孝行息子・ロジユニヴァースが重賞タイトルを狙い札幌２歳Ｓに出走する。 　所属は美浦・萩原厩舎。しかし厩舎の“栗東合宿”に２歳馬で唯一帯同を許され、そのまま阪神（７月６日　芝1800ｍ）で新馬戦勝ちを収めた異例の素質馬だ。その時負かした相手はプロスアンドコンズ（野路菊Ｓで１番人気２着）とあれば、この馬のポテンシャルも決して侮れない。 　９月１３日のオープン特別コスモス賞で使うプランもあったが、乗り込みを優先して陣営はここへの直行を選択。札幌競馬場で順調に乗り込まれている。 　１日の最終追いには萩原調教師自らが跨り、古馬をアオる抜群の動きを見せた。放牧を挟んで馬体に迫力が増した印象で、久々となるが力は出せそうな雰囲気だ。 　同じく今年の２歳世代からが走り始めのキングカメハメハには産駒フィフスペトルが重賞タイトルをプレゼント済み。キンカメ産駒に勝るとも劣らない評判のネオユニヴァース産駒総代として、ここで一発重賞タイトルを父に捧げたいところだ。