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小桧山2騎スマイル&ベンチャーで上位独占!!/神戸新聞杯

折り合い良くスムーズな動きをみせたスマイルジャック

スマイルジャック 美浦 南W 良 馬なり 66.5-51.5-37.6-12.5 ベンチャーナイン 美浦 南W 良 馬なり 65.5-51.2-38.3-12.4  神戸新聞杯に小桧山厩舎から“関東の刺客”としてスマイルジャックとベンチャーナインの2騎が参戦。打倒ディープスカイを目論んでいる。注目を集めるダービー2着馬のスマイルジャックは、これまで9戦を走り、皐月賞で9着と崩れたほかはすべて3着以内。その堅実性が大きな武器となっている。またベンチャーナインは、手にした勝利が12、10番人気でのもの。忘れたころの一発が怖い存在といえよう。  スマイルジャックはデビュー以来ほとんど休みなく使われてきたが、今回は3カ月半の休養明け。その点は若干の不安要素を覗かせるが、調整は至って順調に行なわれた。8月21日に放牧先のノーザンファームから帰厩すると、中間は精力的に乗り込みを消化。1週前にWコースで5F64秒4をマークして、ベンチャーナインを4馬身突き放すなど、すでに態勢は整っている。  24日の最終追い切りはWコースで単走。折り合い良くスムーズな動きをみせ、直線では自らハミを取って気合の乗った走りを披露した。稽古に騎乗した芝崎助手は「先週の時点ではまだ重め残りでしたが、17と21日にビッシリやったので仕上がりましたね。いい感じですよ」と、手応えをつかんでいる様子。  また、小桧山師も「先週の時点で仕上がっていたので、今週は単走でやりました。自分の中では寸分違わず調整できたと思います。関西への輸送も経験済みだし、あとはレースに行って折り合いをつけられるかどうか。ダービーのような競馬ができればいいですね」と、愛馬の状態に太鼓判を推していた。  一方、ベンチャーナインは最終調整で武士沢騎手を背にWコースで単走。一杯に追われて遅れを取った先週に比べ、馬なりながら軽快な脚捌きを披露し、状態はグンと上向いてきた。「1週前と比較して息遣い、身のこなしともに良くなってきました。折り合いさえつけば終いの脚は堅実ですからね。あとは流れが向いてくれるかどうか」と、武士沢騎手も一発を狙っている。  今回、関東からは小桧山厩舎の2頭のみが参戦となるが、どちらも実力は世代上位の存在。堅実性のスマイルか、一発大穴のベンチャーか。いや、両方とも上位独占を果たし、菊花賞へ駒を進めたいところだ。

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