待ってろゴッホ!!　エアシェイディ／オールカマー

美浦　坂路　良　一杯　計不-36.7-計不-12.5 　１月のＡＪＣＣで嬉しい初重賞Ｖ。その後は中山記念を３着、続くＧＩ安田記念を４着と好走したエアシェイディ。春のグランプリ宝塚記念は７着と力及ばなかったが夏場を休養し英気を養ってきた。 　２４日に行われた最終追い切りでは、坂路で半弟のエアシャムス（古馬５００万下）と併せ馬。３馬身ほど先行するエアシャムスを追走する形となり、ラスト１Ｆで馬体を併せると、鞍上のムチに鋭く反応し１馬身差先着した。全体の時計はエラーだったが、推定５０秒台前半は出ており出走態勢は整ったようだ。 「夏場はシッカリと休養させたが、帰厩してからは坂路でじっくりと乗ってきた。イキナリでも力は出せる馬だし、１頭強い馬が出るが、ＡＪＣＣと同条件の今回はいい勝負ができるはず」 と、管理する伊藤正師も力強いコメント。 　以前は後方一気の競馬を得意としていたエアシェイディだが、今年のＡＪＣＣを勝ったレースから中団からもレースができるようになってきた。はたしてマツリダゴッホ相手にどのような競馬ができるのか？ 今回のオールカマーが盾への試金石となるのは必至だろう。