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おしらせ

マツリダの同僚が虎視眈々…マイネルキッツ/オールカマー

直線で軽く仕掛けれ、豪快に3馬身先着を果たしたマイネルキッツ

美浦 南W 良 直強め 67.5-52.7-38.3-12.3  “同一厩舎の2頭出しは人気薄を狙え”とはよくいわれる格言だが、マイネルキッツは同い年のグランプリホースを驚かす存在となりそうだ。重賞初挑戦となったエプソムCで5着、続く夏の七夕賞で3着、新潟記念で2着と着実に重賞制覇へ近づいてきている。 「前走も強い競馬でしたね。もうワンパンチ足りないのも確かだけど、着実に力を付けてきている。夏場を使っているけど状態面もさらに上向いていますよ」と、国枝師も手応えをつかんでいる様子だ。  最終調整は松岡騎手を背に、Wコースで僚馬ゴーウィズウィンド(オールカマーに出走予定)を4馬身追走するかたちでスタート。抜群の手応えで4コーナーの外から馬体を併せると、直線で軽く仕掛けれて瞬時に反応。ラスト1F12秒3(5F67秒5)であっさりと突き放し、3馬身先着を果たした。 「以前(1000万下条件)に乗ったときよりも、明らかにパワーアップしていますね。今日は息遣いが良かったし、終いの反応も十分でした。マツリダゴッホをマークするかたちでレースを進めたいですね」と、松岡騎手は果敢にライバルへ勝負を挑むつもりだ。 「今回は強い相手がいるからね。自分の厩舎の馬だけど(笑)」と国枝師が話すように、自厩舎のGI馬は強敵。しかし、持ち味である一瞬の切れでは決してヒケを取らないはず。キッツが横綱に一泡を吹かせたとき、秋の主役へと躍り出ることだろう。

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