ききょうＳ出走の2頭、一旦放牧へ

　９番人気の低評価を覆し、ききょうステークスを制したショウナンカッサイ（牝、栗東・北出厩舎）。師も「交わされてから渋太かった。あの内容は強かったね」と笑顔。 　担当する佐藤助手によると「今回使う前、運動場で元気が良すぎて振り落とされたんだ。人間はちょっと怪我したけど、馬は元気で、よく頑張ってくれた。俺が振り落とされるくらい、うるさいところはあるけど、動きの柔らかさが他の馬とは違うね。なんていうか、背中や首は馬よりはチーターとか他の動物みたいな柔らかさだよ」という。一旦、短期放牧に出され、次走未定だが、注目の１頭だ。 　同じレースで3番人気だったリーチコンセンサス（牝、栗東・平田厩舎）は後方からの競馬で7着に終わった。師は「小倉から３戦したので一旦放牧へ出す。次走は未定」と話してくれた。 　ちなみに同厩舎で先週の未勝利戦を１番人気で快勝したラルーチェも同様に放牧へ出して一息入れる予定とのこと。