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Sホーネットが現役屈指の末脚を披露!!/毎日王冠

栗東 DW 稍重 一杯 80.2-65.6-52.4-39.6-13.2  栄光はすぐ目の前だった。スーパーホーネットは昨秋、スワンSで重賞初制覇を果たして挑んだマイルCSが、ダイワメジャーにクビ差屈して2着。今年は京王杯スプリングCを制し、続く安田記念は1番人気に支持されたものの見せ場なく8着に沈んだ。 「前走はゲートの中でおとなしすぎた。出遅れる悪い面が出てしまい、少し流れに乗れなかったのが敗因ですね」と、久保助手が話すように安田記念は不完全燃焼の1戦。現役屈指の鋭い末脚は決して錆びついておらず、GI戴冠を狙い4カ月ぶりの秋初戦を迎える。  8日の最終追い切りは坂路1本乗ったあとDWコースで行なわれた。僚馬バトルハートオー(古馬オープン)を追いかけてスタートすると、テンからビシッと追われ半マイル付近で早くも合流。直線で仕掛けられると、豪快な伸び脚を見せて2秒近く突き放した。ゴール前は1頭になったことで遊んでしまい、ラスト1F13秒2と時計がかかったが、馬体はスッキリと見せて、動き、気合乗りともに抜群の仕上がりだ。 「最後は1頭になってフワフワしたので、もう少し相手についてきてほしかったですね。でも休養明けになりますが牧場でも乗り込んできたし、ここまで予定通りのメニューを消化。仕上がりはいいですよ。長距離輸送の不安もなくなったし、力は出せると思います」と、矢作師は手応えをつかんでいる。  これまで重賞2勝はいずれも芝1400m。だが芝1800mもオープンで2勝を挙げており距離の心配はない。目標のマイルCSを控え、まだ仕上がり途上の段階。しかし今回は、ウオッカをはじめ並み居る強豪を相手に力を試す絶好の機会。ここで好勝負を演じた先には、GI制覇へ明るい扉が開けてくるだろう。

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