府中で良血爆発も！キャプテンベガ／毎日王冠

栗東　ＣＷ　稍重　直一杯　83.0-67.6-53.4-39.5-13.2 　父はサンデーサイレンス、母は２冠馬ベガ。３歳時はクラシック制覇も期待された超・良血馬キャプテンベガだが若葉Ｓで２着、皐月賞では１３着が精一杯。ダービー進出を賭けた白百合Ｓでの惨敗以降１年半を体調不良でまるまる棒に振ってしまった。しかし、昨年暮れに復帰してからは安定した走りを見せている。準オープンを卒業後、久々の重賞となった七夕賞ではミヤビランベリに０秒３差の４着。続く前走朝日チャレンジＣではドリームジャーニーに０秒２差の３着。重賞戦線でもやれる実力を示してきた。 「前走で叩かれて、カイ喰いが良くなってきた。状態は上向きだよ」 と、中間の順調さに大當助手は胸を張る。 最終追いではＣＷコースでテンをじっくり、終い重点と松田博厩舎流のトレーニングメニューを消化。終いの伸びは鋭く、前走以上のデキにはありそう。 「いずれ（重賞戦線に）出てきて当然の馬だから」と、条件戦を勝ちあがっていく過程で松田博調教師はいい続けてきた。兄３頭はいずれも重賞勝ちあり。うち２頭はＧIウイナーとあれば素質に信頼を置くのも当然か。 　ここまで１７戦を消化してきた本馬だが、東京競馬場でのレースはこれが初めて。母がオークスを制し、兄アドマイヤベガが日本ダービーを制した府中の芝で開花しつつある良血が大爆発するシーンがあってもいい。 【ある時には真面目に競馬を語り、またある時はプライベートの弾けっぷりを惜しみなく披露。キャプテンベガに騎乗する村田一誠騎手のブログ「一誠風靡」 は絶賛更新中です。ぜひアクセスを！】