おしらせ
7歳でも元気やでー ポップロック/京都大賞典
栗東 CW 重 馬なり 67.2-52.2-38.5-12.0 06年のメルボルンCと有馬記念。そして07年のジャパンCと、国内外を問わずにGI級のレースで3度の2着を誇るポップロック。7歳となった今年は、阪神大賞典を3着と、今だ健在の力を見せたが、続く春の天皇賞ではデビュー以来初の2桁着順となる12着と惨敗。その後は豪遠征の計画もあったが、国内戦に専念するため休養に入っていた。 デルタブルース、トーセンキャプテンと併せた豪華な最終追い切りでは、終始、楽な手応えで2頭を追走。最後は若干遅れたものの、軽快な動きを披露し休み明けを感じさせない動きだった。 「これだけ動ければ上等。この馬の本来の状態に戻ってきたね。前走の敗因は正直よく分からんが、秋に備えてじっくりと立て直してきたから。いい状態で臨めます」と、前川助手も状態には太鼓判を推してくれた。 武豊、ペリエなどの名手が手綱を取りながら、今だ大きな勲章を取れないまま7歳となったポップロックにとって、今秋がラストチャンスの年となる可能性は大きい。現在、中央競馬では10場で競馬が行われているが、そのうち7競馬場(函館、新潟、福島は未出走)で走っている同馬は、チャンスがあれば海外の競馬にも出走(ドバイ、豪)。いかなる競馬場でも全力を出し切っているポップロックに、競馬の神様はいつまで試練を与えるのか?