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【現地レポート】凱旋門賞 メイショウサムソンはスタート直後の不利に泣く…
状態万全も、包まれて力を発揮できず… 10月5日、現地フランスにて行われた第87回凱旋門賞(国際GI 芝2400m)。昨年はインフルエンザ禍によって出走できなかったメイショウサムソンにとって、そして関係者すべてが待ちに待った1年越しの舞台である。渡仏してからみるみる調子を上げており、厩舎スタッフ、武豊騎手も世間の評価以上に手応えを感じていたが、結果は無念の10着…… だが、完全な力負けというわけではない。スタートはスッと前に出たものの、その直後に両側の馬に寄られ、後方3番手からの競馬に。 「窮屈な競馬になってしまった」 と、武豊騎手がレース後に振り返ったように、サムソンはその後も馬群に包まれ、自分の競馬をさせてもらえなかった。直線に入って、ジリジリと脚を伸ばしたが、それ以上の脚を使ったザルカヴァ(仏、牝3)らに引き離されてフィニッシュ。 この結果について管理する高橋成師は、 「レースの流れに乗れなかった。調教では動いていただけに残念です」 と、悔しさをにじませた。 力を出し切れずに終わった陣営の無念が伝わってきたが、レース後のダメージは少なく、状態は良好。帰国後、予定していたジャパンCの前に秋の天皇賞参戦も視野に入れているという。 【より詳細なレポートは10月11日発売の馬券ブレイク11月号でお届けします。ご期待ください!】