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おしらせ

能力は劣らない!キンシャサ&ジョリー/スプリンターズS

切れ味見せたジョリーダンス(左)。直線一気でまとめて差し切るシーンも?!

キンシャサノキセキ 美浦 南W 稍重 一杯 52.6-37.4-12.5  ジョリーダンス 美浦 ポリ 稍重 一杯 49.9-36.5-11.9 「間違いなく素質はある」と、スタッフや跨ったジョッキーたちが口を揃え評価してきたのがキンシャサノキセキ。だが「素質はある……けど、重賞で勝ちきれない」という現実があったのも確か。  しかし、前々走の函館スプリントSでは岩田騎手の好騎乗もあって念願の初重賞制覇。ようやく素質馬の手元に一つ目のタイトルが転がり込んだ。次に狙うはビッグタイトル、スプリンターズSだ。 「前走のキーンランドCは内枠で窮屈になり、脚も余してしまったけど、それでも3着を確保しているんだからね。能力だけなら間違いなくメンバーで1番だと思っている。乗り役(岩田騎手)に上手く乗ってもらえればね」 と、管理する堀調教師はGIのここでも能力なら抜けた存在、と愛馬に期待を込めている。  サマースプリントSの優勝を狙いセントウルSへの出走プランもあったが、陣営はこの大舞台へと的を絞って回避を選択。じっくりと調整が続けられてきた。1週前追いでは格下馬にあしらわれてしまったが、これはいい意味でズブさが出てきたもの。2日の最終追いは全体時計こそ平凡だが終いはしっかり伸びて僚馬に先着と、態勢整っているところを見せた。  枠順や馬場、展開など課題は多い。しかし岩田騎手の手綱が本馬への流れを呼べば、まさかの圧勝劇があってもおかしくない。  堀厩舎からはもう1頭、ジョリーダンスがスプリンターズSに出走する。  前走セントウルSは久々のスプリント戦だったが、すんなり流れに乗り、終い33秒2の脚で0秒4差の4着。   堀調教師は 「前が止まらない開幕週で、あれだけの脚なら十分ですよ。終いの脚が活かせる展開ならここでも大きな差はないはず」 と、流れ次第では上位食い込みもある、と踏んでいる様子。  休み明けを叩かれ、気配は上昇している。2日の最終追い切りでは本番でもコンビを組む内田博騎手が跨り、併走馬を圧倒。絶好の仕上がりぶりを見せた。前がかりの展開となれば、ベテラン熟女が直線まとめてバッサリのシーンもありえるか。

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