おしらせ
ノリ「スズカは想像通りのノリ味」/スプリンターズS
栗東 坂路 重 馬なり 53.2-40.3-27.7-14.5 武豊騎手が凱旋門賞のため渡仏。今朝のスズカフェニックスの鞍上には、美浦から駆けつけた横山典騎手の姿があった。昨年の高松宮記念の覇者も、今年は未勝利。復権へ、頼れるテン典りジョッキーに手綱は託されたのだ。 最終追い切りは坂路での単走追い。前半から快調にラップを刻んだが、終いはバタバタで14秒5を要した。ただ鞍上が手綱を抑えていたもので、それほど悲観する内容ではないだろう。 引き上げてきた同騎手も「終いを伸ばしてくれということだったが、前半少し引っ掛かってしまったこともあり、最後はバタバタになってしまった」と渋い表情。だがしばらくして、「乗り味は想像通り。最近スタートが悪いので、そこさえ気をつければ、いいレースができると思う」と、気を取り直していた。 秋の始動戦となったセントウルSは、スタートが決まらなかったうえ、開幕週の前が止まらない馬場。それでも、メンバー最速の上がりを繰り出し追い込んできている。スタートが悪くなっているのは確かだが、競走能力に衰えなど見られない。あとは、代打を務める名手がどう操るか。復権へ、負けられない。 ※スズカフェニックスが出走するスプリンターズSの全馬追い切り速報など、充実のレース情報はこちらでチェックできます!