レコード勝ちの勢いで連勝だ！ホッコー／デイリー杯２歳Ｓ

栗東　坂路　重　一杯　55.7-41.1-26.8-13.5 　前走のオープン特別・野路菊Ｓで逃げ切ってのレコード勝ちを収めたのがホッコータキオン。小倉から阪神、３Ｆの距離延長、差しから逃げの戦法変更と２走前とはまったく違う条件のなかレコードを叩き出すあたり、本馬の底知れぬ素質がうかがい知れるところだ。２歳世代初のＧII制覇にもっとも近い場所にいるといえるだろう。 　前走激走の反動もなく、この中間も入念に乗り込んできた。最終追いは坂路で先行する馬を捕らえると、あっさり交わして３馬身先着。馬場が重い分時計は平凡だが、相手をロックオンしてから見せた闘志には迫力があった。 「スパッと切れる、というよりはスピードと持久力が兼ね備わった、長くいい脚を使えるタイプ。逃げにはこだわらないけれど、前々から競馬を進められれば簡単には交わされないと思うよ。楽しみだね」 と、飯田明師は先行策で重賞獲りに挑む心積もりを明かした。 　昨年は後の皐月賞馬キャプテントゥーレが勝利。古くはビワハヤヒデやニシノフラワーなどが制してきた「登竜門」のレース。今年もアグネスタキオン産駒が駆け抜ける！