おしらせ
アラシヲヨブオトコ、準オープンクラスに先着/デイリー杯2歳S
栗東 坂路 重 馬なり 57.1-42.1-27.8-13.8 今回の出走メンバーで唯一のキャリア1戦、新馬勝ち後の参戦となるアラシヲヨブオトコ。2歳戦だけに、レースを使った経験が他馬にくらべて少ないというのは、決して有利なことではないが、それをカバーするだけの能力をこの馬は秘めていそう。 デビュー戦は1番人気タニノネグローニと差のない2番人気。道中3番手から最速上がりで前を行くロケットステラをハナ差競り落とす辛勝だったが、その上がりタイムが33秒4で、今回の出走メンバー中、上がりの持ち時計では最も速いのだ。前開催、阪神の開幕週だったこともあるが、今の京都は非常に馬場が良好なので、デビュー戦同様に決め手勝負となればチャンスがあるだろう。 今朝の最終追い切りは坂路で行なわれたが、武豊騎手が「馬場が悪かったので無理はしなかった」と言っていたように、時計が掛かっているのはあまり気にしなくてもいいだろう。併せた相手、古馬準オープンのヴィヴィッドカラーに先着したのだから、動き自体は文句なしといっていい。 姉に重賞3勝、スプリンターズS2着があるサンアディユがいる血統で、今年の新馬戦で抜群の勝ち上がり頭数を出しているマンハッタンカフェ産駒。レース当日を良馬場で迎えられれば、高い能力を発揮してくれるに違いない。