おしらせ
デビュー最速で菊花賞制覇なるか!オウケンブルースリ/菊花賞
栗東 坂路 良 一杯 52.8-38.8-25.4-12.4 皐月賞も終った後の4月26日、福島の3歳未勝利でデビューしたオウケンブルースリ。デビュー2戦こそ僅差で敗れたが、3戦目から一気の3連勝。そのままの勢いで挑んだ神戸新聞杯でもディープスカイ、ブラックシェルの3着に食い込み、菊花賞の切符を獲得した。その上位2頭が不在になった今、圧倒的1番人気も予想されるだけに「デビューから184日で菊花賞制覇」という最速記録達成も十分可能だ。 22日の追い切りは、同じく菊花賞に出走予定の僚馬、ミッキーチアフル(抽選対象)とビッシリと併せ馬。時計の掛かる馬場状態ながら52秒8をマークし、幸騎手が騎乗した相手馬に最後まで食い下がった。音無師は「順調にレースを使ってるから、仕上げに苦労することはなかった。胸を張れる状態。ミッキーも動いたけど、52秒台なら十分じゃないかな。今回はコーナーが6回あるコースだから、いかにうまく立ち回るかだね」と、順調に来ていることをアピールした。 デビュー2戦目の未勝利戦で大きく逸走したこともあり、コーナーを多く回るコース設定に多少の不安は残るが、菊花賞初挑戦の内田博幸騎手とのコンビで、大波乱続きのクラシックをビシッと締めてほしいところだ。