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おしらせ

ラスト1冠は譲れない!!マイネルチャールズ/菊花賞

終いの反応が良く、万全の状態に整ったマイネルチャールズ

ポリ 良 松岡 強め 68.5-53.2-39.7-12.1  春はクラシック戦線の主役を務めたマイネルチャールズ。だが、皐月賞3着、ダービー4着と残念ながら無冠に終わってしまった。その後、夏の札幌記念で古馬に挑み6着と完敗。3連勝で弥生賞を制したころの勢いに陰りが見えたかと思われた。しかし、前走のセントライト記念は地力を見せて2着。ダイワワイルドボアの強襲には屈したが、ノットアローンとの2着争いには競り勝つ勝負根性を見せた。 「セントライト記念はこの馬なりに強い競馬をしましたからね。札幌記念でマツリダゴッホなどの一流古馬にもまれた経験も必ず生きてくるはずですよ」と、高杉助手は一連の結果を前向きに捉えている。  22日の最終追い切りは松岡騎手を背にポリトラックコースで単走で行なわれた。南角馬場→坂路と入念に体をほぐしてから入れられ、長めから追われたが脚どりはしっかり。道中もスムーズに折り合って、ラスト1Fを仕掛けられると12秒1をマークし、万全の状態に整った印象だ。 「先週のケイ古で負荷をかけていたので、今日はサラッとやるつもりでした。ただ少し太く感じたので、終いを伸ばす内容。いい反応だったし重心の低いフォームでよく伸びてくれましたね」と、手綱を取った松岡騎手は好感触を感じた様子だ。  切れる脚がないため、これまで詰めの甘さを見せてきたチャールズだが「ゲートが開いてみないとわからないけど、アドマイヤジャパン(05年の菊花賞で直線早め先頭から流れ込んで2着)のような競馬をイメージして乗りたい」と、松岡騎手は積極策で詰めの甘さをカバーする算段だ。  王道路線を歩んできた実績、実力は今回のメンバーでは上位の存在。数少ないクラシック“完走”の身として、簡単に新星に戴冠を譲るわけにはいかない。春の輝きを取り戻し「チャールズここにあり」を示すときが来た。

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