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おしらせ

久々でもアサヒを侮るなかれ/府中牝馬S

仕上がりはひと息だが、東京コースとの相性は抜群!

美浦 南W 良 馬なり 62.5-49.0-36.7-12.6  昨年のエリザベス女王杯以来、約11カ月ぶりのレースとなるアサヒライジング。GI勝利こそないが、実績では上位の存在だけに、その仕上がり具合に記者たちの注目も集まった。陣営も「当初からエリザベス女王杯を目標においてきた」と話すように、ここは叩き台にすぎないが、GIIIで無様な競馬をするわけにはいかない。  木曜に行われた最終追い切りは、主戦の柴田善騎手を背に、ウッドコースに登場。馬体には若干余裕のある印象も受けるが、力強いフットワークで駆け抜けた。時計も49秒0-36秒7。ラスト1ハロンが12秒6なら悪くはない。  古賀慎師は「牧場でかなり乗り込んでクイーンSも使える状態だったが、万全を期してここまで乗り込んだ。長期休養明けだが思っている以上に仕上がっていて、ブランクを感じさせない。あとはレース勘だけだが、ここなら力上位と見ている。エリザベス女王杯へいい形で向かいたいね」と、期待を込めて話してくれた。  ただし、他の厩舎関係者のコメントは慎重だ。 「それほどビシビシとはやってないけど、マズマズの仕上がり。気で走るタイプだし、能力的にヒケをとる相手ではないからね。ただ中身が完全に伴ってくるのは次。絶好調時にはまだまだだし、あまり大きなことはいえないかな」  あくまで大目標はエリザベス女王杯。先を見据えた仕上がりのようだが、このコースは昨年の同レース2着も含めオークス3着、クイーンC2着など相性がいい舞台。仕上がり途上と“この実績馬”を甘く見ているようだと、馬券的には痛い目に合うかもしれないぞ! ■アサヒライジングに騎乗する柴田善騎手のブログYoshitomi's Wine Cellar も要チェックです!

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