おしらせ
骨折明けでも侮るなかれ! ローレルゲレイロ/スワンS
栗東 坂路 良 一杯 51.8-38.7-25.8-13.0 高松記念4着以来、約7カ月ぶりの出走となるローレルゲレイロ。前走は最後の勝負どころで前が詰まる不利を受けながらも、渋太く脚を伸ばし4着に食い込んだ。決してベストの舞台とはいえないスプリント戦で結果を残し、安田記念の有力候補に名乗りを挙げたが、レース後に骨折が判明し無念の戦線離脱。それだけに、陣営のこの秋に懸ける思いは相当のものだ。 今週の追い切りは坂路での単走追い。調教駆けするタイプらしく先週も坂路で50秒9、今週は51秒8と、2週連続で好タイムをマークした。ひと追いごとに状態は良化しており、休み明けとはいえ態勢は整っている。 管理する昆師は 「重賞を連勝した春先のような感じとまではいかないけど、力は出せる状態に仕上がっているよ。気性が勝ったタイプで久々も苦にならないと思うし、次に繋がるレースをしてほしいね」と自信を見せる。 “春の無念は秋の大一番で返す”昆厩舎からは、そんな熱い意気込みが感じられる。師は「次に繋がるレースができれば」と謙遜するものの、春先に重賞を2連勝した馬だけに軽視は禁物だ。