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特別な馬には特別な待遇を…ダイワスカーレット/天皇賞・秋

安藤勝騎手を背に順調さをアピール

栗東 坂路 良 馬なり  53.1-39.3-26.3-13.5  9月上旬に帰厩すると、盟友安藤勝騎手を背に6週連続で追われ下地作りはバッチリ。そして、決戦へ向けて総決算になる今週は、馬を落ち着かせ安定を求めることに従事し、牝馬仕上げのセオリーどおり馬なりの内容でまとめあげたダイワスカーレット。  時計が出なかったのは、ハロー明け直前の荒れた馬場(坂路)が影響しただけ。鞍上の手は動かないまま登坂すると折り合いも難なくクリアし、最後まで同じリズムで駆け上がり報道陣に順調さをアピールした。その様子を穏やかな表情で見ていた松田国師も 「相手が強いので、ここまで強い負荷をかけてきたから、今週はこれぐらいで十分。精神面もリラックスしており安心して見ていられる」と同馬に絶大の信頼を置いているようだ。それに、ここまで7週連続して安藤勝が騎乗していることに関しても 「こんなことは他の馬じゃ考えられないでしょ」と彼女に対しての“VIP待遇”ぶりに自ら笑みを浮かべた。  そもそも、2週先のエリザベス女王杯に参戦を予定していた彼女。そんなVIP待遇の馬を、勝算もなく前倒しで使うことは考えにくく、トレーナーは相当な自信を持って送り出してくるに違いない。  産経大阪杯での勝利以来、久々に強いスカーレットがファンの前にお目見えするのは、かなりの高確率といって間違いないだろう。

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