おしらせ
鮮烈なデビューV、2連勝で阪神JFへ!ワイドサファイア/ファンタジーS
栗東 坂路 良 強め 53.4-39.8-26.3-13.1 デビュー前から関係者の間でも注目されていたワイドサファイア。デビュー戦は、阪神JFや桜花賞を意識したかのように阪神のマイル戦が選択された。 単勝1.4倍と断然人気でレースを迎えると、中団で折り合うセンスの良さをみせるもののそのまま後方へ。一瞬「大丈夫?」と思わせるようなシーンもあったが、それも束の間。直線で鞍上の手がわずかに動くと、あれよあれよと内をついて先頭へ立ち、そのまま追うところなくゴール。2着に2馬身半差だったが、2歳牝馬の主役に躍り出るには十分の内容だった。 5日の追い切りは、坂路で古馬1000万のトレノジュビリーを追走。ラスト2ハロンで鞍上の手が動くと、アッサリ捕らえフィニッシュ。全体時計は平凡だが、脚色にはまだまだ余裕を感じる内容となった。見守った藤原英師は「まだ1勝しただけだし、目標に向けて経験を積まないと。今回は勝ち負けよりレースを経験するということが重要」と控え目な発言だったが、見様によってはここはあくまで通過点、目標はもっと上にある!といっているようにも見えた。 師は勝ち負けは意識しないというものの、ここで賞金を加算しなければ今後のローテーションが厳しくなってしまうのも事実。初戦の内容をここでも出せれば十分結果は出せるはずなだけに、好結果を期待したいところだ。