おしらせ
九州産馬代表として!コウエイハート/ファンタジーS
コウエイハート 栗東 坂路 良 強め 58.2-39.6-24.9-12.3 プレザントブリーズ 栗東 坂路 良 強め 59.3-39.6-25.8-13.4 断然人気に支持された新馬戦こそ4着に敗れたものの、2戦目からの連勝で九州産限定のオープン特別、ひまわり賞を制したコウエイハート。レース後、陣営は連闘で小倉2歳Sに挑戦することを選択した。 オープンを勝ったといえど、そこは九州産限定。混合戦でしかも牡馬が相手では勝負にならないと世間の目は厳しく、単勝8番人気に甘んじた。そんな低評価に反発するかのように小倉2歳Sでも2着を確保。断然人気のツルマルジャパンに先着し、九州産馬ではコウエイロマン以来10年ぶりに同レース連対を果たしてみせた。今回は牝馬限定重賞、主役の1頭としてファンタジーSに挑む。 5日の追い切りは、同じくファンタジーSに出走する僚馬のプレザントブリーズと併せ馬。残り2ハロンまでは併走していたが、鞍上のGOサインが出ると一気に相手を突き放した。ラスト1F12秒3と抜群の瞬発力をみせ、態勢は整った。山内師も「帰厩当初はカイ食いが悪かったが、今はまったく心配ない」と、抜群とまではいかないにしても、そこそこの手ごたえは感じているようだ。 一方ラスト2ハロンで置き去りにされてしまい、全体時計も平凡に終わったプレザントブリーズだが「動きそのものは悪くないし、順調にきているよ」と、こちらもまったく心配していない様子。 山内厩舎の番頭厩務員も「この時期の2歳馬は難しい」と慎重な姿勢は崩していないが、ここで好走すれば暮れのGIも視野に入ってくるだけに、色気を持っていることも確かだ。