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おしらせ

府中の直線でドリジャが弾丸の末脚だ!!/天皇賞・秋

栗東 DW 良 馬なり 85.8-69.1-54.5-40.2-12.1  小倉記念、朝日チャレンジCと重賞連勝のドリームジャーニーが勢いに乗っている。「前走(朝日チャレンジC)は早めに追い上げて、ゴール前もまだ余裕がありましたからね。昨年の菊花賞の疲労がようやく取れて、心身ともに成長を遂げたのがこの成績につながっているんでしょう」と、池江寿師は充実してきた要因を挙げた。  調教の動きも今の勢いそのままに、非凡な瞬発力を見せ付けた。29日の最終追い切りは池添騎手を背にDWコースで単走。ゆったりとしたペースで入り、直線半ばで追われると、四肢を高速回転させるピッチ走法で6F85秒8、ラスト1Fは12秒1のタイムをマーク。弾丸のような勢いでゴール板を駆け抜け、完璧な状態に仕上がったと判断してよさそうだ。  池添騎手は「今日は終いの反応を確かめる程度の内容でした。反応が良かったし、弾むような乗り味。ピッチ走法なので見た目にも速く見えると思うんですが、本当にいい動きでした」と、満足そうな表情。「追い切りに乗ったのは安田記念(10着)以来。あの時は状態が良くなる段階で、左にヨレたりしていた。今は真っ直ぐ走っているし終いもしっかり。充実してきましたね」と、状態の良さに太鼓判を押した。  4つあるコーナーの競馬場で結果を残してきたため、コーナーが2つだけの東京コースで、ここ2戦と同じようにうまく脚をタメられるかどうか課題もある。だが「この馬は折り合いがポイント。でも心配していません。自分から動くことができるし、直線一気だけの馬ではないですからね。自信を持って乗りたい」と、同騎手は不安点を一蹴した。  今回は強豪が揃うが本馬もGIホース。決して気後れするものではない。一時期のスランプを脱し、再度上昇カーブを描いた今なら、2つ目のタイトルを獲得しても何ら不思議ではない。

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