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ルメールマジック炸裂!!リトルアマポーラがGI初V/エリザベス女王杯
16日、京都競馬場で行なわれた第33回エリザベス女王杯(GI)は、C.ルメール騎手騎乗の4番人気リトルアマポーラ(牝3、栗東・長浜厩舎)が直線力強く抜け出し快勝、GI初制覇を果たした。圧倒的1番人気に支持されたカワカミプリンセスは1馬身半差の2着に敗れ、さらに3/4馬身差の3着にベッラレイアが入った。 レースはスタート直後、注目の1頭に挙げられていたポルトフィーノが落馬するという波乱の幕開けとなった。コスモプラチナが単騎で後続を引き離しての逃げ。リトルアマポーラは5番手、それを見るようなかたちでカワカミプリンセスが続く展開となった。 3?4コーナーから2頭が徐々に進出し、ベッラレイアも追って直線へ向く。早々とリトルアマポーラが先頭に立つと、追いすがる2頭を尻目に力強い脚取り。3F34秒4の上がりを計時して後続を完封した。 勝ったリトルアマポーラは、父アグネスタキオン、母リトルハーモニー(父コマンダーインチーフ)という血統。3歳牝馬三冠にすべて出走し、桜花賞5着(2番人気)、オークス7着(1番人気)、秋華賞6着(6番人気)と結果を残せなかったが、悲願のGIタイトル獲得となった。 鞍上のルメール騎手は、この秋11月1日より短期騎手免許を取得し来日。05年ハーツクライで制した有馬記念以来となるGI2勝目をマークした。また、管理する長浜調教師はエリザベス女王杯初制覇でGI6勝目。 配当は馬連1,010円、馬単3,450円、3連複1,660円、3連単12,690円。 ※結果・配当は主催者発行のものと照合してください