おしらせ
ここで逆襲!マイネレーツェル/エリザベス女王杯
栗東 坂路 良 強め 54.1-39.3-25.9-13.2 トライアル・ローズSで桜花賞馬、オークス馬をまとめて撃破。勇躍秋華賞に挑んだが、15着に終わってしまった。マイネレーツェル陣営は、エリザベス女王杯で巻き返しを期している。 「状態は悪くなかったし、敗因は正直わからないんだ。これが牝馬の怖さなのかな」と、前走の大敗について五十嵐師は困惑の色を隠さない。「ただ、ダメージはないし、すぐに乗り出せている。順調にきているんで改めてここでだね」と、師は逆襲を誓ってくれた。 中間もデキ落ちはなく、順調そのものだ。1週前追いでは川田騎手を背に坂路で4F52秒3(一杯)をマーク。最終追いは「先週びっしりやったから」(五十嵐師)、軽めの調整となったが終いの仕掛けには鋭い反応を見せ、臨戦態勢十分なところを見せた。 3歳クラシックから古馬戦線まで、今年の牝馬重賞では波乱の決着が目立つ。総決算といえるここでも、重賞2勝の隠れた実力3歳馬が、アッといわせる結末を導くか。