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おしらせ

世代実力NO.1娘が先輩に意地見せる エフティマイア/エリザベス女王杯

楽な手応えで坂路調教をこなすエフティマイア(右)。 距離延長は歓迎!

美浦 坂路 良 馬なり 52.8-38.7-25.8-13.0  桜花賞2着、オークス2着、そして秋華賞は着順こそ5着ながら勝った馬からは0秒3差。波乱の続いた今年の牝馬クラシック戦線で、もっとも安定した走りを見せてきたのがエフティマイアだ。   「前走は予想以上に馬体が減っていた分が堪えたのかな。ただ、勝ちに行く競馬をしたものだし、着差ほど内容は悪くない」 と、本馬を管理する鹿戸雄師は前走を振り返る。続けて、 「この中間はそれほど疲れもなく、カイ食いもいいから体は戻ってきているんだ。だから思っていたより早くから時計を出せているのは収穫だね。相手は強くなるけど、状態は前走以上で出せそう。なんといってもオークスで2着があるから、距離延長も歓迎だよ」 と、状態面の良さを強調し、古馬相手でも好勝負できると意気込んでいる様子だ。  指揮官が語るようにこの中間は順調一途。1週前、そして日曜追いとハードな併せ馬をこなせているのがその証拠といえよう。1週前追いで先着した相手は、その週末にGIIアルゼンチン共和国杯を制したスクリーンヒーローだ。最終追いでは確認程度に楽な手応えで坂路を駆け上がったが、先行した格下馬をきっちり捉えて併入フィニッシュと、調子はさらに上向いている。  今回の鞍上が、GI2連対に導いた正パートナー蛯名騎手に戻るのも心強い。人気にこそ恵まれないが、実力では3歳牝馬NO.1といってもいい本馬。世代の意地を、古馬勢に見せ付けたいところだ。

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