河内洋騎手が２連覇を達成!!／第２回ジョッキーマスターズ

　９日、東京競馬場で往年の名手８人によるエキシビジョンレース「第２回ジョッキーマスターズ」が行なわれ、河内洋騎手が優勝し、昨年に引き続き連覇を果たした。 　レースは松永幹夫騎手が大きく出遅れる波乱の展開。好スタートを決めた河内洋騎手が先手を奪い、佐々木竹見騎手、岡部幸雄騎手がこれに続いて進めた。直線に入ると、馬場の外目に持ち出した河内騎手を目掛けて後続が襲い掛かる。外から佐々木騎手が迫り、風車ムチを繰り出してニュージーランドのオサリバン騎手も追撃。さらに内からは岡部騎手が懸命の追い上げで見応えのあるゴール前の叩き合いを演じた。結局、追い比べを制した河内騎手が先頭でゴール。半馬身差の２着に佐々木騎手、さらにアタマ差の３着に岡部騎手が入った。 　レース前の馬場入場時には、西浦調教師、柴田善騎手らが誘導馬に跨り、スターターを小島太調教師が務めた。ＧＩファンファーレが流れると、普段のＧＩ以上の盛り上がりを見せ、場内は大歓声に包まれた。