２歳未勝利戦で陣営が確勝を期す１頭

ハツノボリ（牝、美浦・杉浦厩舎） 父　エアジハード 母　チャッターリップス 　７月の函館シリーズでデビューし、３着、２着と惜しい競馬が続いた。前走後は山元トレセンでじっくり乗り込まれており、帰厩してからの動きも上々。昨日２６日の追い切りでは、杉浦師自らが跨ってポリトラックコースで５Ｆ６６秒０?１Ｆ１２秒１（一杯）の好タイムをマークするなど、臨戦態勢は整っている。 「勝ち負けになる時はテキ（杉浦師）が乗るもんなんだよ。前走はゲートで立ち上がっちゃっての、出負けが全て。今回もある程度出負けはするだろうけど、１馬身くらいなら許容範囲だよ。騎手も三浦騎手を確保できたし、何とか勝ちたいね。麻雀でいえば“国士無双十三面待ち”の気持ちだよ」 と、厩舎関係者から力強いコメントが聞かれている。 　土曜東京の第１Ｒ２歳未勝利戦（若手騎手限定）に出走予定。８０勝以上を挙げているとはいえ、カテゴリー上は「若手騎手」の三浦騎手がふるう手綱にも注目だ。