おしらせ
JC馬を完封したビエンナーレがマラソンレースの主役だ!/ステイヤーズS
美浦 南D 稍重 馬なり 68.6-53.5-39.2-13.0 先日のジャパンCを制したのはスクリーンヒーロー。その今をときめくGI馬を、夏の札幌日経オープンで完封したのがステイヤーズSに出走するビエンナーレだ。「完璧に乗ることができた」と、コンビを組む三浦騎手が振り返るように、札幌戦は鮮やかな逃げ切り勝ち。「JCと同じ条件だったら勝てたかどうかわからないけど、自信にはなりますね」と、同騎手の口調も滑らかだ。 前走のGIエリザベス女王杯は14着と大敗。だが、2番手からレースを進め、直線入り口で先頭に立ち“あわや”を思わせる積極果敢な競馬だった。「4コーナーであれだけ見せ場を作れましたからね。力がある馬です。僕としても100%のレースができました」と、三浦騎手に悲観の色はない。 3日の最終追い切りは南Dコースで単走。三浦騎手を背に最後まで余力を残す馬なり調整ながら、軽快なフットワークで走り抜けた。「変わらずに順調です。距離が伸びるのは間違いなくいい。相手は骨っぽいけど、自分のリズムでレースができればチャンスはあるはず」と、同騎手は期待の大きさを口にしていた。 過去10年、勝ち馬はすべて4コーナー5番手以内の馬から生まれている当レース。最近は普通にゲートを出るようになり、前で競馬ができることは本馬にとって大きな強みだ。三浦騎手は自厩舎の馬で重賞タイトルを獲得することは大きな目標。騎手の技量がより求められる長距離戦で、スーパールーキーの手綱捌きにも注目したいところだ。 【ビエンナーレとコンビを組む三浦皇成騎手のブログ皇成?aim at the top?も好評です。チェックをお忘れなく!】