牝馬史上初の牡牝混合ＧＩ４勝目へ！ウオッカ／ジャパンＣ

栗東　坂路　良　強め 55.7-40.0-計不-12.5 　天皇賞・秋をわずか２センチ差でレコード勝ちし、牡牝混合ＧＩ３勝というグレード制導入後初の快挙を達成したウオッカ。ジャパンＣを制すれば、当然のことながら自らの記録を更新する牡牝混合ＧＩ４勝目となる。安田記念を制覇した岩田騎手とのコンビで、メンバー唯一のスーパー牝馬・ウオッカが再び牡馬を迎え撃つ。 　２７日の最終追い切りは坂路で４ハロン５５秒７ながら、気合いを入れたラスト１ハロンは１２秒５とシャープな伸びをみせた。清山助手は「心身ともに成長して、落ち着きを保ちながらもレースに向けて気合いが入ってきた。今が一番充実してると思うし、乗り替わりも全く心配していない」と死角なしを強調した。 　１週前には、コンビを組む岩田騎手が騎乗して坂路で４ハロン５１秒３をマークしており、態勢は整った。 　去年はエリザベス女王杯を取り消してからの中１週の強行軍。それでも４着にきた。今年は去年惨敗した宝塚記念を回避し万全の状態で秋を迎え、天皇賞・秋を制した勢いもあり、状態は去年とは雲泥の差。あの激戦からわずか１ヶ月。得意の府中で再び末脚が爆発する姿を見ることができるはずだ。