おしらせ
芝スプリントでは底知らず!スプリングソング/京阪杯
栗東 坂路 良 一杯 52.8-38.5-25.2-13.0 今回と同じコース・距離となる京洛Sで見事1番人気に応え、快勝したスプリングソング。ここ京阪杯で重賞初制覇を目指す。 その前走では好位で折り合いって、逃げたウエスタンビーナスをしっかり捉え、同じく好位から脚を伸ばしてきたウエスタンダンサーを振り切って勝利。着差は半馬身だったが、着差以上に強い競馬ぶりだった。これで芝のスプリント戦はデビュー以来4戦して3勝。唯一の敗戦は、久々に加えてGI馬も含めた古馬勢との初対戦だったセントウルSでの3着で、これはむしろこの馬の潜在能力の高さを物語るもの。ダートのオープン特別・ペルセウスSでこそ最下位に敗れたが、これは参考外としていいだろう。 1週前追いでは余裕残しでCW5F66秒3をマークと、この中間もデキ落ちはない。最終追い切りはテンから軽快に坂路を駆け上がり、余力を残して4F52秒8と好時計をマークして態勢十分にあるところをアピールした。 「前走は除外(福島民有Cを除外)の影響で、予定がうまくたたなかったけど今回はここ一本が目標。しっかり乗れているのでいい状態で出せそう」 と、調教を見守った鶴留師は愛馬の状態面の良さを強調し、意気込んでいる。 ファリダット、ビービーガルダンら次代のスプリント戦線を担いそうな有力馬が揃った。来期の飛躍を期し、ここでライバルたちに一歩先んじておきたいところだ。