UMAJIN.net

おしらせ

大舞台で「苦手説」払拭だ!マツリダゴッホ/ジャパンC

最終追いでは左回りでもスムーズなところを見せた。苦手説払拭だ!

美浦 ポリ 稍重 馬なり 75.0-61.3-48.8-36.4-12.2  昨年暮れのグランプリを制した後、国内では重賞を3戦して2勝と貫禄を示してきたマツリダゴッホ。唯一の敗戦・札幌記念も海外遠征帰りに加え勝ちに行ったところを急襲されたもので、駆け抜けたタイムそのものは旧コースレコードを上回るものだった。実力に関してはもはや疑いようがない本馬にとって、唯一の懸念は3戦してすべて4着以下と「左回りコースで実績がない」という点だ。  オールカマー快勝後も状態は順調。初となるジャパンC、そして有馬記念連覇を狙って入念に乗り込まれている。先週は懸念の左回り・Cコース(ダート)に入って追い切られたが、 「手前がうまく替わらなかった。替えてくれたと思ったら右側にヨレてしまうし……。右回りだと自然に伸びるけど、左回りだとすんなり時計が出ないね」 と、時計こそ上々だったケイ古内容だったが、左回りへの対応には不満が残る、というコメントを鞍上に跨った蛯名騎手は漏らした。  注目の最終追いはこちらも左回りのポリトラックコースで行われた。体調面そのものは十分に仕上がっており、確認程度の内容となったが余力を残したまま5F61秒3、終いも自ら良く伸びて1F12秒2と動きは絶好のもの。そして時計以上に陣営、そして鞍上蛯名騎手を喜ばせたのは、コーナリングにおいて先週に比べ格段のスムーズさを見せたことだ。 「先週に比べると、今回はスムーズだった。状態は確実にいいので、これでダメなら本当に左回りがダメだってことでしょう」 と、蛯名騎手は状態面に関しては自信のコメントで締めくくった。 「状態の悪いときに使っただけから」と、過去東京・中京での大敗について管理する国枝師は左回りを敗因に求めない。  状態は間違いなく良好。国内外の強豪を向こうにまわしつつ「苦手説」を吹き飛ばし、グランプリホースの意地を見せたいところだ。

おしらせ一覧

PAGE TOP