おしらせ
またまたルメールだ!!カネヒキリが復活のGI5勝目/ジャパンCダート
7日、阪神競馬場で行われた第9回ジャパンカップダート(GI)は、4番人気に支持されたルメール騎手騎乗のカネヒキリが好位から抜け出して快勝。05年以来、当レース2度目の勝利でGI5勝目(統一GI含む)を挙げた。勝ちタイムは1分49秒2。アタマ差の2着に7番人気のメイショウトウコン、さらにクビ差遅れた3着に1番人気のヴァーミリアンが入った。2番人気のサクセスブロッケンは直線失速し8着に終わった。 レースはティンカップチャリスが引っ張るが、サクセスブロッケンが向正面で先頭を奪う展開。カネヒキリは4?5番手、ヴァーミリアンは後方4番手に位置し、最後方にメイショウトウコンがつけた。 3?4コーナーでヴァーミリアンとメイショウトウコンが徐々に進出し、カネヒキリが内に潜り込んで直線へ。サクセスブロッケンが失速する中、カネヒキリが内から伸びて先頭に立ち、外からヴァーミリアンとメイショウトウコンが追い込んできたところでゴール。わずかにカネヒキリが追撃を振り切って勝利した。 勝ったカネヒキリは父フジキセキ、母ライフアウトゼア(父Deputy Minister)という血統。これまでに05年のジャパンダートダービー、ダービーグランプリ、ジャパンカップダート、06年のフェブラリーSとGI4勝を挙げている。屈腱炎で2年4カ月の休養を余儀なくされたが、前走の武蔵野S(9着)から復帰。今回が久々の勝利となった。 鞍上のルメール騎手は先日のエリザベス女王杯(リトルアマポーラ)に続き今秋GI2勝目。管理する角居調教師はウオッカで制した天皇賞(秋)に続き、今年GI4勝目。 配当は馬連1万1710円、馬単2万1570円、3連複7,090円、3連単6万9460円と波乱の決着となった。 ※結果・配当は主催者発行のものと照合してください。 ルメール騎手のコメント 「陣営がきちんと仕上げてくれたの自信を持って乗れました。スタートを決めていいポジションでレースができればと思っていた。(リトルアマポーラに続いて)また勝ててうれしいね。トレーナーや関係者に感謝したい」