おしらせ
ヴァーミリアンを止める!サクセスブロッケン/ジャパンCダート
栗東 坂路 良 一杯 51.9-計不-25.6-13.2 ダート戦で圧倒的な強さをみせ、デビュー4連勝を達成したサクセスブロッケン。陣営の夢を乗せ初芝で挑んだ日本ダービーでは最下位に大敗したものの、再びダートに戻って挑んだジャパンダートダービーでは、先日の彩の国浦和記念を7馬身差で圧勝したスマートファルコンを3馬身半引き離す圧勝劇。3歳馬相手のダートなら敵無しを証明した。 3日の追い切りは、松田騎手(レースは横山典騎手)を背に坂路で一杯に追われた。テンから飛ばしながらも最後まで脚色が鈍らなかったように、絶好の状態に仕上がったといえる。時計が出にくい状態のなか叩き出した4ハロン51秒9は、自己最速タイムだ。 追い切りを見守った田代助手は「重い馬場でこれだけのタイムが出れば、言うことなしだね。春先のひ弱な部分は解消したから、ケイコでもこれだけ動けるようになったんだろう」と、成長をうかがわせるコメント。 藤原英師も「前走でヴァーミリアンが強いことはわかったけど、倒せない相手だとは思っていない」と、宣戦布告とも取れる発言だ。 4ヶ月の休養明けで初の古馬挑戦となったJBCクラシックでは、国内GI5連勝中のヴァーミリアンとクビ差の接戦ながら2着に敗れ、ダート初黒星を喫する結果に。それでも、ゲートでトモを滑らせ後手を踏み、ハナに立つまでに脚を使ったことを考えれば悪くない内容。叩き2戦目で状態も上向いており、互角にゲートを出て今度こそヴァーミリアンを止める!