おしらせ
今度はデムーロ!?ルシュクルがアッといわせる/阪神ジュベナイルF
栗東 坂路 稍重 一杯 55.2-40.1-計不-計不 ファンタジーSを制し、一躍注目を集めているイナズマアマリリス。その馬をすずらん賞でクビ差退けていたのがルシュクルだ。 函館の芝1200mでデビュー勝ちをおさめ、函館2歳Sは6着に敗れたが、続くすずらん賞を快勝。大混戦のゴール前ではグイッとひと伸びし、勝負根性の高さを窺わせた。 前走のファンタジーSはイナズマアマリリスと再戦し、0秒3差の5着に敗れたが、それまでの先行策から後方からの競馬を試み、上がり34秒5の末脚で勝ち馬に詰め寄った。1Fの距離延長で新たな面を見せ、収穫の多い1戦だった。 10日の最終追い切りは坂路で僚馬パッセジャーレ(3歳500万下)と併せ馬。力強く3馬身先着し、ラスト1Fの時計はエラーとなったが推定12秒台。上々の伸び脚を見せ、仕上げに抜かりはない。 「前走はスローペースの中、馬込みで我慢できたし、距離が延びても折り合い面の心配がなくなりました。この馬は最終追い切りにジョッキーが跨ると、テンションが高くなってしまいます。でも、VTRを見て研究しているので大丈夫ですよ」と、中竹師は分析している。 今回新コンビとなるのはデムーロ騎手。来日最初の週でスクリーンヒーローを勝利に導き、その手腕は冴え渡っている。先週のジャパンCダートはルメール騎手。今週は…。名手の手綱さばきも注目の1頭だ。