今週の新馬戦注目馬

ワールドコンパス（牡、美浦・手塚厩舎） 父　シンボリクリスエス 母　マニックサンデー 　母マニックサンデーは４歳牝馬特別を制し、オークスでも穴人気になった実力馬。今週の坂路での時計はそう威張れるものではないが、火曜日の降雨の影響があった馬場だったことを考慮すれば、まず水準級のもの。先週の時点で５Ｆ５０秒台と優秀な時計をマークしており仕上がりは万全だ。１１月初旬から乗り込んで息もきっちりできており、初戦Ｖは当確だ。土曜中山５Ｒを吉田隼騎手でデビュー。 アイアムネオ（牝、美浦・奥平厩舎） 父　ネオユニヴァース 母　イクスペクトトゥシャイン 　好調の新種牡馬ネオユニヴァース産駒から今週も楽しみな１頭がスタンバイ。「先週うちの厩舎はフェルミオンが新馬勝ちをしたが、この馬も先週の馬とは五分の評価をしている馬。ケイコの動きもいいし、当然デビュー勝ちを期待している」と陣営は話している。土曜中山５Ｒを吉田豊騎手でデビュー。 アグネスロージイ（牝、栗東・森厩舎） 父　Encosta De Lago 母　Lady Silver Hawk 　遅生まれの南半球産馬だが、１週前追い切りで坂路５４秒１?１２秒９の時計をマーク。乗った荻野琢騎手の感触は「現時点でも十分に水準のレベルにはありますよ」とのことだった。８月生まれだから早生まれの馬とは７ヶ月ものビハインドはあるが、アローワンスの３キロに加えて減量ジョッキーの２キロ減の４９キロなら十分に補えるはず。土曜中京６Ｒを田中健騎手でデビュー。 ユリカチャン（牝、美浦・小島茂厩舎） 父　ゴールドアリュール 母　オージーカンパニー 　パカパカファームの生産でオーナー名義は同場代表のＨ．Ｊ．スウィーニィという１頭。「いい仕上がりだし、うちの厩舎でもレベルの高い馬です。この馬のいいところはスピードと追ってから味のあるところです」と小島茂師。初戦から注目すべきだろう。日曜中山５Ｒを御神本騎手でデビュー。