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来年のために賞金加算を!ファリダット/阪神C

栗東 芝 稍重 馬なり 69.8-53.1-39.6-12.0  春には今回と同じ阪神・芝1400mのマーガレットSを4馬身差、しかも1分20秒8の好タイムで圧勝したファリダット。次走のNHKマイルCで、武豊騎手が皐月賞からコンビを組んでいたブラックシェルをキャンセルしてまで騎乗し、2番人気の支持を受けることとなる。 結果は5着に敗れたが、それでも武豊騎手の高評価は変わらない。復帰戦となった凱旋門賞当日の準オープン戦はさすがに騎乗できなかったが、続くスワンSにはGIホースのスズカフェニックスがいたにも関わらず、またしても同馬を選択した。  前走初の1200m戦となった京阪杯は、武豊騎手が骨折のため2走前に準オープンを勝った四位騎手とのコンビで出走。管理する松元茂師までもが「まさかあんな末脚を使うとは驚いた」と語る上がり3F32秒6の豪脚を繰り出し、重賞初連対となる2着に食い込んだ。  素質の片鱗をみせたものの、まだ準オープンを勝って重賞で1度2着に入っただけ。今後思い通りのローテーションを組むためにも、ここでの賞金加算は最低限達成しなくてはならないミッションだ。  17日は坂路の馬場状態が悪化したことを考慮し、前走時に引き続き芝コースでの最終追い切りとなった。騎乗した四位騎手の手綱は最後まで動かなかったものの、5F69秒8、ラスト1Fは12秒ジャストと伸びをみせた。松元茂師は「変わりなく順調にきている。前走は能力があるところをみせたし、今回はなんとしても結果が欲しいね」と、結果にこだわる強い姿勢をみせた。  前走に引き続き騎乗する四位騎手は、京王杯2歳Sを制し朝日杯FSに出走するゲットフルマークスを断り阪神に残ることを選択した。名騎手2人の高評価を受けるファリダット。ここで重賞初制覇を達成し、来年の短距離GI戦線で主役に踊り出る可能性は十分あるはずだ。 ★その他のニュース、追い切り速報など最新情報はこちらでチェック!

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