おしらせ
秘めたるワンダーな可能性/朝日杯FS
栗東 DW 良 G前追う 83.9-67.6-52.4-38.2-12.0 前走、新潟2歳Sを快勝したセイウンワンダー。いくら新潟の直線が長いとはいえ、不良馬場の悪コンディションの中、上がり34秒4の脚を使い、13頭をゴボウ抜きにしたのは圧巻だった。中間に蹄球炎を発症したこともあり、今回は3ヶ月半の休み明けでの出走となるが、焦点はどういった状態でGIに挑めるかということだろう。 今朝の追い切りは上記の時計をマーク。前半は折り合いに徹して、終いをビッシリと重点的に追われた。ゴーサインを出されてからの反応、気合は申し分がなく、休み明けの不安は感じられない。力を発揮できるだけの状態にはあるようだ。 追い切り後の領家師は「蹄球炎の影響はなく、順調に乗りこんできた。間隔は開いたけど、前走くらいの状態で出せる。終い重点でも、あれだけ反応してくれれば文句なし。前走は雨でもすごい脚を使ってくれたからね。この馬はタダモノじゃないよ」と大きな期待を寄せていた。 GIへの休み明け出走で、レースに行っての息の入りや、直線の長い阪神、新潟の外回りから中山に変わる点など、クリアしなければならないことはいくつかあるが、秘めたる規格外の可能性で克服してもおかしくはない。 先日、ジャパンCや京阪杯の勝ち馬を送り出した好調な父グラスワンダーは97年の朝日杯3歳Sの勝ち馬でもある。先週に続き、親子制覇の期待がかかる。 ★その他のニュース、追い切り速報など最新情報はこちらでチェック!