いざ！世界のヒーローへ!! Ｓヒーロー／有馬記念

美浦　ポリ　良　馬なり 69.3-53.7-39.9-12.4 　衝撃のジャパンＣから約１カ月。９番人気での勝利だったからかフロック視されがちなスクリーンヒーローだが、３頭のダービー馬（メイショウサムソン、ウオッカ、ディープスカイ）と昨年のグランプリホース（マツリダゴッホ）を正攻法の競馬で撃破したのだから、その強さは本物だろう。 　注目の最終追い切りは、１週間前同様にポリトラックコースで行われた。僚馬のヘロン（２歳新馬）を２馬身後方から追走するかたちでスタートし、ラスト１Ｆで馬体を併せると、そのまま併入に持ち込んだ。最後まで集中力のある走りで、ジャパンＣ時に勝るとも劣らない動きだった。 「闘争心も出てきたし、前走時と変わらない状態でレースには挑めそう。ジャパンＣを勝ってはいるが、今回もチャレンジャーの立場で挑むが、ＧＩ馬らしい競馬をしないとね」と、鹿戸師も状態には太鼓判を押す。 　先週行われた朝日杯ＦＳでは同じ父（グラスワンダー）を持つセイウンワンダーが勝利し、今一番勢いがある血統で、今回の有馬記念を勝てば親子制覇はもちろん、父も獲得できなかった年度代表馬の座も見えてくる。そして、その先には日本のヒーローから世界のヒーローへの道も開いていくはずだ。 ★その他のニュース、重賞追い切り速報など最新情報もチェックだ！ ★気になるあの馬の能力順位は？　究極の予想数値「指数Ｘ」は枠順確定後に無料公開開始！