おしらせ
セイウンワンダーが2歳チャンプ!!父子2代制覇だ!/朝日杯FS
21日、中山競馬場で行われた第60回朝日杯FS(JpnI、芝1600m)は、岩田騎手騎乗の2番人気セイウンワンダー(牡2、栗東・領家)が制し、2歳チャンピオンの座に輝いた。父グラスワンダーも97年に当レースを制しており(当時は朝日杯3歳S)、父子2代制覇となる。勝ちタイムは1分35秒1。アタマ差の2着にフィフスペトル、1番人気に推されたブレイクランアウトは3着に敗れた。 道中は中団の内目でレースを運んだセイウンワンダーは、ブレイクランアウトが後方待機から3?4コーナーで徐々に進出するなか、ジッと脚をためて直線に向いた。残り200mで最内に潜り込むと、そこから鋭い末脚を発揮。早め先頭のブレイクランアウトを差し切ると、後方から猛追してきたフィフスペトルを凌ぎきり、先頭でゴールした。 勝ったセイウンワンダーは、父グラスワンダー、母セイウンクノイチ(父サンデーサイレンス)という血統。3戦目の前走で新潟2歳Sを制し、今回はそれ以来3カ月ぶりの出走で、中間は左前脚の蹄球炎というアクシデントもあったが、それを乗り越えての栄光となった。 鞍上の岩田騎手は朝日杯FS初制覇。今年はGIでの活躍が目立ち、天皇賞・春(アドマイヤジュピタ)、安田記念(ウオッカ)、秋華賞(ブラックエンブレム)に続き4勝目となる。管理する領家師は95年桜花賞(ワンダーパヒューム)以来のGI制覇で通算2勝目。 配当は馬連1960円、馬単3680円、3連複2580円、3連単1万7230円となった。 ※結果・配当は主催者発行のものと照合してください。 ◆朝日杯FSの全着順・配当はレース結果で確認!! ◆追い切り速報でもセイウンワンダーをA評価! ◆セイウンワンダーに騎乗した岩田騎手の本音が読める『インタビュー王国』