おしらせ
ラジオNIKKEI杯2歳Sの注目馬
リーチザクラウン(牡、栗東・橋口) 坂路で古馬500万条件のカノヤトップレディを3馬身ほど追走する形でスタート。徐々にペースを上げて前に並びかけると一杯に追われる相手に対して、軽く仕掛けた程度でスッと半馬身ほど先着。54秒8?40秒4?26秒2?13秒0の時計をマークした。 「1F毎に速くなる理想的なラップを刻めたね。テンから飛ばせばもっと速い時計を出せたけど、これで十分だよ」と橋口調教師は報道陣に囲まれての注目の追い切りを無事に終えて、まずはホッとした表情。 「前走は期待通りの内容で勝ってくれた。逃げるかたちにはなったが力んで走ってはいなかったよ。でなければ残り2F目のラップで10秒7という数字は出せないし、距離が2000mになっても心配はしていない」。10キロ減った馬体重についての質問にも「舐めるようにカイ葉をキレイに食べる馬だから全く気にしていない。」とのこと。「皆さんが感じた通りに評価して」とあとはレースを待つだけといったムード。エンジンの違いで3連勝は濃厚とみた。 マッハヴェロシティ(牡、美浦・武藤) 新馬勝ちの後、重賞挑戦を続けているように陣営の評価が高いこの馬。「気が小さい面があるだけに、前走のように内枠に入ってしまうと競馬に集中できないみたい。デビュー戦のようにポンと先行できる展開なら周りも気にせず走ることができると思うんだ。先週の朝日杯でもいい勝負ができたくらいの能力があるはずだし、ここに入っても見苦しい競馬にはならないよ。2000mもこなしてくれるだろうし、あとは長距離輸送がどう出るかだね。性格的にちょっと臆病なところがあるから、それだけが心配だよ」と厩舎関係者は話してくれた。