おしらせ
ロジユニヴァース無傷の3連勝/ラジオNIKKEI杯2歳S
27日に行なわれたラジオNIKKEI杯2歳Sは2番人気のロジユニヴァース(牡、美浦・萩原)が道中2番手から、直線で1番人気のリーチザクラウンを競り落とし、デビュー以来無傷となる3連勝を飾った。 レースは大方の予想どおり、リーチザクラウンがハナを切ったが、札幌2歳Sで中団待機の競馬をしていたロジユニヴァースが2番手をとり、逃げ馬をマークするようなかたちとなった。簡単には逃がさないと鈴をつけに行ったこともあり、1000mの通過は59秒9とやや速いペース。4コーナーに差しかかると馬群が凝縮していったが、直線に入るとリーチザクラウンが再び引き離しにかかった。しかし、ロジユニヴァースが直線で捕らえにかかると、最後は4馬身の差をつけてフィニッシュ。ゴール入線後、拳をつくってガッツポーズをみせたように、リーチザクラウンにプレッシャーをかけながら脚をためるという横山典騎手の絶妙な手綱さばきが光った。 ロジユニヴァースは新種牡馬ネオユニヴァースの産駒でノーザンファームの生産。関東馬ながら栗東で調教され、新馬を勝った馬が今回も栗東滞在から関西の重賞制覇となった。札幌2歳Sに続き、これで重賞2勝目。出世レースと言われる重賞を勝ち、来春のクラシックが楽しみになってきた。 配当は馬連230円、馬単920円、3連複1,870円、3連単11,050円の配当となった。 ※結果、配当は主催者発行のものと照合してください。