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メイショウサムソンが京都競馬場で引退式

 06年ダービーなどGI4勝を挙げたメイショウサムソン(牡6、栗東・高橋成)の引退式が4日、京都競馬場で行われた。  まずは07年に天皇賞・春を制した(6)番のゼッケンを着け、石橋守騎手を背にパドックに登場。その後本馬場へ入場すると、武豊騎手に乗り替わった。直線をサムソンらしく疾走すると、場内からは割れんばかりの拍手が送られた。  松本好雄オーナーは目に涙を浮かべながら「競馬に携わるすべての人にとって最高の夢であるダービーを勝ってくれた。ずっと王道路線を歩んでくれて、夢は全部かなえてくれました。凱旋門賞でも正々堂々と走ってくれて、大変誇りに思います」と愛馬に惜別の言葉を送った。  また「騎手時代の天皇賞より緊張した」と昨年の天皇賞(春)を振り返った高橋成師は「たくさんの方に応援していただいて、サムソンも喜んでいると思います」と感謝の言葉を述べた。 【石橋守騎手のコメント】 「最初は芯が入ってない印象でしたが、一戦ごとに強くなりました。凄い馬です。こんな馬に巡り会えて幸せの一言ですね」 【武豊騎手のコメント】 「大変な馬に乗せてもらうことで、喜びより重圧の方が大きかったです。横綱として堂々と走ってくれた。心からご苦労さまと言いたい」  サムソンは6日に栗東を出発。大安吉日の7日に北海道安平町の社台スタリオンステーション入りし、種牡馬生活をスタートさせる予定。松本オーナーは「メイショウの馬に何頭か種付けしたい」と夢を膨らませた。 ※関連情報 ★その他のニュース、重賞追い切りニュースなど最新情報はこちらでチェック!メイショウサムソンに騎乗していた武豊騎手のインタビュー『ダービーのすべて』メイショウサムソンを管理した高橋成師のインタビュー『完全燃焼』

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