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馬事文化賞は亀和田武氏が受賞
文学などの作品を通じて、馬事文化の発展に功績を挙げた個人や団体に送られるJRA賞馬事文化賞の08年度の受賞作が書籍「どうして僕はきょうも競馬場に」(著:亀和田武)に決定した。同書は国内外問わず様々な競馬場を巡った探訪エッセイ集。競馬および競馬場のみならず、その周辺の人間模様についても庶民的な感覚で描写されている点が評価されての受賞となった。 著者の亀和田氏は1949年生まれで、編集者、作家、コラムニストとして活躍。無類の競馬ファンとしても知られ、競馬に関するコラム・エッセイも多数発表している。今回の受賞に際し亀和田氏は「突然のことで驚いています。地方競馬場はじめ、全国の競馬場へ向かう旅のことを書いてきました。競馬場があるおかげで今の自分があります。このような賞を受賞できて大変光栄に思います」と喜びのコメントを残している。