【POG通信】藤沢和厩舎の良血２頭

　先日、馬名登録された藤沢和厩舎の良血馬２頭。POGで注目しているというファンも多いことだろう。さっそく情報が届いたのでお伝えする。 ラドラーダ（牝、美浦・藤沢和） 父　シンボリクリスエス 母　レディブロンド 　母は異例の1000万条件デビューから５連勝し、スプリンターズＳ４着後引退した馬で、ディープインパクトの半姉という血統。本馬は母の２番仔となる。今朝の追い切りでは１勝クラスのサトノエンペラーと併せ馬を行なった。それを見たトレセン関係者は「キレのあるフットワークだったよ。イカついタイプが多いシンボリクリスエス産駒だけど、この馬はシャープな馬体をしているし、同産駒にはない瞬発力がある。ゲートもいいね」と評価。東京開催でのデビューに照準を合わせている。 サトノサーガ（牡、美浦・藤沢和） 父　Fusaichi Pegasus 母　Tee Kay 　半兄に天皇賞（秋）、有馬記念をそれぞれ連覇したシンボリクリスエスがいる血統。トレセン関係者は「今朝、初めて稽古を見たけど、いい動きだった。大きな馬体で馬っぷりは抜群にいいし、フットワークや全体的な雰囲気もいい。フサイチペガサス産駒は馬っぷりのいい馬が多く、稽古も走るけど、変な癖や弱いところもなく順調にきているのは何より。ダートだけ走るという可能性もあるが、これは競馬にいってみないとわからないね」という。こちらも東京開催でのデビューに向けて調整されている。