武豊騎手と小林氏がトークショー

　１５日、今まで描かれることのなかった、フランスの騎手養成学校の内側を撮った感動のドキュメンタリー映画「ジョッキーを夢見る子供たち」の公開を記念し、武豊騎手と日本人として初のフランスギャロの調教師試験に合格した小林氏を招いたトークショーが、渋谷シアターＴＳＵＴＡＹＡ内にあるカフェプロローグにて行われた。 　ディープインパクトで挑んだ０６年の凱旋門賞での模様が、思わぬ映画初出演となった武豊騎手は「撮られていると知っていたら勝っていたのに」と語り会場を沸かせた。 　また、会場には、ＪＲＡの騎手養成学校に在学中の騎手候補生たちも来場し、トークショー後に行われた質問のコーナーでは、最初に２７期生の杉原君が武豊騎手に「馬に乗っていて失敗した後の気持ちの切り替えは？」という質問に対し「失敗を良く考えること」と武豊騎手がアドバイスを送り。２５期生の丸山君の質問では「コーナーで馬が外にふくれるのですが、どうしたら上手くのれますか？」と、レースについての質問では「コーナーは基本ふくれるもの。馬が自分の意思で回ればふくれないので、馬に回してもらうという感覚で乗ればいいと思うよ」と、一流騎手ならではの回答に“未来”ジョッキーたちは目を輝かせていた。 「ジョッキーを夢見る子供たち」は１月２４日より渋谷シアターＴＳＵＴＡＹＡにて公開。 ★武豊騎手の独占インタビューなどが読めるインタビュー王国も要チェック！